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長崎市近郊・長与町

谷口動物病院

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猫の腎不全・尿毒症
猫の腎不全と尿毒症詳細は準備中です。概要を記載しています。

腎不全

 腎臓としての濃縮排泄の機能を欠いた状態。尿毒症などの症状を伴うことが多い。

尿毒症

 血液中に尿素が多量に残る病気・症状。
 腎不全が原因のことが多い。

腎臓の役割

 腎臓は体内の水分やイオンを調節するだけではなく、体内から不必要な成分を分離して排泄する役割もあります。

原因

 猫は特に高タンパクの食餌を好む動物です。タンパク質をエネルギー源として利用すると尿素が生成されます。尿素は弱毒で、長く多く当たると細胞を破壊します。通常は腎臓により適切に尿中に排泄され、細胞を破壊することはありませんが、腎機能の低下より体内に蓄積すると尿毒症になり、様々な症状が出ます。

症状

 たくさん水を飲む       初期・軽症
 おしっこの量が多い      ↓
 痩せてきた           ↓
 食欲が低下した        ↓
 嘔吐               ↓
 けいれん・失神        末期・重症

診断

1.血液検査
 1 BUN 正常値16〜41
   一般的に100を超えると食欲不振、嘔吐など症状が現れます。
 2 血清クレアチニン 正常値 0.8〜1.6
   慢性腎不全の指標    

ステージ クレアチニン   
   1.6以下 正常
   1.6〜2.8  軽度
   2.8〜5.0 中程度
   5.0以上  重度

2.尿検査
 PC(尿中タンパククレアチニン比)正常値 0.4以下
 血液検査よりも腎臓の状態を反映します。

治療のポイント

 腎臓は実際に働いている細胞は約30%です。症状が出る場合は70%以上細胞が破壊されている状態で、一度破壊された細胞の修復能力はありません。治療は残った細胞を効率よく働かせ、さらなる細胞の破壊を防ぐのが目的です。
 無処置の腎機能の低下している猫では、BUNが上昇し症状が現れます。
1.注射等による補液
 食欲がない、BUNが100を超える、脱水が著しい場合は注射等によ補液で食事ができるよう、食欲が出るまで注射でつないでいきます。
2.療法食、サプリメント
 食欲がある場合は療法食、サプリメントでBUNクレアチニンの上昇最低限にとどめることができます。
3.内服薬
 尿検査の程度によって投薬を決定します。

PC   内服薬治療
 0.1以下  必要ない
0.1〜0.4  した方がよい 
 0.4以上  必須

 PCが1.73以上でヘマトクリット値が17以下であれば1ヶ月内に死亡する確率が高いので治療効果はあまり期待できません。


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