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長崎市近郊。長与町の谷口動物病院です。

電話でのご予約・お問い合わせはTEL.095-855-1237

〒851-2127 長与町高田郷1800-10

こんな時は 症状編こんな時は 症状編

普段診療をしていて、多いなと、気になるな、勘違いが多いなということを中心に記載しています。
気づいたことは、随時追加していきます。
記載されている内容は一般的な症状です。治療に関しては診断、状態により異なります。気になる症状がある場合は獣医師の診断を受けてください。

くしゃみ・目やに・鼻水・よだれ

 長崎の場合、多くの猫ちゃんがもらったり、拾ったりと、決して良好な状態でない場合が多いようです。従って、最初から風邪をひいた状態であることが多く、これが普通と勘違いしている飼い主の方も多くいらっしゃいます。
原因
 これらの症状は猫の風邪が疑われます。猫の風邪は強力なウィルス等の伝染病です。
対処

 この病気にはワクチンがあります。感染前に予防接種をしてあげてください。
 感染したら食欲があるあいだに内服薬等で治療しましょう。食欲がない場合には、さらに点滴等の栄養補給が必要です。

谷口動物病院在住 ミー君(合成写真)彼には予防接種がしてあるため、こんな顔にはなりません。

 咳は飼い主の方が見逃しやすい、病気の症状です。犬の咳は「ゴホッ、ゴホッ」ではなく、「ハッ、ハッ」に近く、「咳だと解っていたが、食べ物や水を喉に引っかけた、風邪だと思っていた」、「咳だと思っていなかった」」、「息づかい、息が荒いのは、年のせいや興奮だと思っていた」という方が多いようです。
原因
 小型犬で高齢の場合、心臓病
 幼弱犬ではケンネルコフ
 猫 風邪重症 肺炎 気管支炎
  などの可能性があります
対処
 いずれも早期に診断を受けることが良いと思います。


におい・体のべたつき

 動物は多少においというものを持っています。しかし、臭いと感じる場合は病気である場合も多いのです。
 特有の動物臭 強烈な臭い 脂っぽいふけ 脱毛 皮膚の肥厚、発赤、黒変など、の症状が出ることもあります。
原因
 脂漏症 脂質の代謝異常
 病原菌 細菌・マラセチア(酵母菌のなかま)
 アレルギー
  などの可能性があります
対処
 症状に応じて検査し、診断します。
 治療は 外用薬 内服薬 シャンプー  食餌療法
 費用・副作用・効果・症状に応じて それぞれ単独または組み合わせて行います。

おう吐

 原因
食道、胃、腸、肝臓、膵臓、腎臓、腹膜など内臓各臓器、脳の異常
 などの可能性があります。
 
対処
 早期に診断を受けることが良いと思います。



Taniguchi small animal Clinic谷口動物病院

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